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尺八は花押が入っていると高価買取が期待できる!花押とは?

公開日:2022/05/15  最終更新日:2022/06/06

花押

尺八は日本で古くから伝わる伝統の和楽器で、イベントなどに参加する場合に「とくに目立つ」ということから、若い人の中でも尺八を演奏してみたいと考える方も少なくありません。もちろん、老後の趣味として尺八を求めるという方もいます。今回は、尺八の適性な買取価格を把握するうえで重要となる花押についてお伝えします。

花押とは

花押という言葉を初めて聞く方も多いでしょう。まず、花押とは何なのか、どのような歴史があるのかを含めてご紹介します。

本人であることの証明

花押とは、本人であることを証明するものです。歴史系の映画やテレビドラマで、戦国武将が隣国との外交などの際、書状のやりとりをするシーンを一度や二度は目にしたことがありますよね。

こうした書状は偽造の恐れがあり、敵方が本人を装った偽の書状で誘い出しだまし討ちにするなど、常に危険と隣り合わせの状況があったのです。

このような書状を判断するのに重要な役割を果たしたのが花押です。「自署を図案化した特殊な署名」になります。花文様に似ていることから、花押という名称で呼ばれているとされています。もともとは中国発祥であり、日本では平安時代頃から使われています。

特殊な形状をしている花押

花押は特殊な形状をしており、他人は一朝一夕で真似をすることは難しいのです。そのため、花押は自分が書いた、もしくは承諾したことを証明する役割を果たします。書状を受けとった相手は、花押があるかないかで、その書状が送り主本人からの正式なものかどうかを判別できるのです。

また、すでに手元にある正式な花押と比較し、異なっていれば偽物とわかります。このように花押によって、本人を装った偽の書状を防止していたといわれています。

花押を使えなかった人もいる

実は、花押を使えなかった人もいます。鎌倉時代や室町時代における武家や公家は、文書の最後に花押を書くことが一般的でした。そのため、花押がない文書は効力を発揮しないもの、あるいは偽文書だと認識されていました。

しかし、そうした文書には「○○丸」のような、元服前の幼名での署名があり、15歳にならないと花押を使えなかったためだと、現在ではわかっています。

花押は多種多様

花押は多種多様で、オーソドックスな花押は、自分の名前に含まれる漢字一文字の草書の書体を書いたものです。では実際にどのような種類があるのでしょうか。

バリエーション豊かな花押と作り方

名前の漢字一文字をそのまま使うのではなく、回転させたり裏返したりするパターンがあります。織田信長は花押を頻繁に変えており何種類かありますが、その1つには「長」の1文字を裏返しにしたものが含まれています。回転や裏返しした部位は、よほど書き慣れていないと再現が困難であり、偽造防止の狙いが大きいのです。

時代の流れとともに変化

花押は時代の流れとともに、名前とは関係ない文字も使われるようになり、自身のこだわりなどが色濃く反映されるようになりました。織田信長の花押の1つに「麟」の1文字を変形させたといわれるものがあります。

織田信長の名前には幼名なども含め「麟」という文字は一切登場しません。ではなぜこの文字を花押に用いたのかというと「麟」は伝説の動物「麒麟」から取っており、麒麟は平和な世の中しか姿を見せないとわれていることから、平和の願望や理想を意味して使われたのだとされています。

さらに変わり種となると、文字自体から離れ、動物をモチーフとした花押も登場しています。戦国武将の伊達政宗の花押は鳥のセキレイを模したとされています。

文字は全く関係なく、セキレイの姿かたちを署名にしたものです。一方で、花押は一族で同じ様式を継続して、用いてきたケースもあります。とくに北条氏や足利氏、徳川氏などの時の権力者によく見受けられます。

花押は現代でも使われている

花押は平安や戦国の世のみならず、近世では西郷隆盛や勝海舟など明治維新の人物も使っていました。また、武士だけでなく、貴族の間でも使われていました。そして、現在も政治の分野で使われています。

閣議において、閣議決定がなされた案件については、各国務大臣が閣議書に署名して、意見の一致したことを確認しますが、この署名は「花押」とも表記されています。

首相官邸のホームページにも「署名(花押)」と記されており、花押は今も国の中枢にて、現役で活用されているのです。尺八に花押があるものは、高価格での買取が可能です。歴史あるものでまた現代にも受け継がれている花押は、非常に高価で多くの尺八ファンの方に重宝されています。

 

今回は花押についてご紹介しました。このように花押は、本人性を証明する先人の知恵として、時代を超えて使われています。社会は急速に変化するのと、また、紙の文書や署名、印鑑などのデジタル化が進む今日ですが、古くから使われている「署名」や「印鑑」の歴史を学んでみるのも良いことですね。尺八の買収を考えている方はこのような歴史を知った上で決めることをおすすめします。

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